2008年3月11日火曜日
箪笥の修復
私の祖母の嫁入り箪笥を修復しました。
戦前に嫁入りしているので、およそ80年ものの楠箪笥。
桐の箪笥と違い、楠箪笥はゆがみやすい木材の性質があるそうです。それに加えて、豊満川(筑後川に流れ込む支流)の氾濫で箪笥も水につかってしまった経歴もありました。
お金のない時代の嫁入り、そんなに立派な箪笥ではなかったのですが、幼少期おばあちゃん家に預けられていた私には思い出もつまっていました。特に金具でカチャカチャいわせていたのを覚えています。
箪笥の修理をしてくれるところをネットでいろいろ探しました。
大川市には福岡県家具工業組合にも家具を修理できる職人さんを探せるページがあります。
今回は個人で工房を持っていて、子供のおもちゃも作れて、こちらの要望を柔軟に聞いてくれる職人さんにお願いしたかったので、上記のサイトとは別に「工房楡の木」さんというところを見つけました。
職人の中村さんは、温和で、木が好きで、古い家具を修理が好きな方です。
修理をする事で、昔の職人さんの技を発見できる事が面白いのだそうです。
出来上がった箪笥は
昔の金具もそのまま、箪笥としてさらに重みをまして、大満足でした♪
工房楡の木
http://www.nirenoki.com
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